はじめまして。
FP1級のシングルマザー楓です。
主婦歴20年から、子供二人を抱えて離婚しました。
離婚当初、私は扶養内パートで年収80万円。
養育費はあるものの、初めは毎月ギリギリの生活でした。
そんな私でも「新NISAは絶対やった方がいい!」
そう思ってコツコツと投資をしています。
新NISAを知れば知るほど、お金持ちのための制度ではなくて、将来のお金に不安のある人こそ使った方がいい制度だと感じています。
この記事ではFP1級のシンママが
- 新NISAの基本
- 新NISAをやった方がいいと思う理由3つ
- 新NISAをやってはいけない場合3つ
を解説します。
まずは結論!新NISAはやった方がいい
- 所得控えめのシンママこそ新NISAがおすすめ
- ただし「生活防衛資金」がある人に限ります
- 迷っている、不安な人は月3,000円でもOK
新NISAって聞いたことはあるけどよく分からない
興味はあるけど周囲が〇十万とか、〇百万とか大きな金額ばかりで、月に数千円なんて恥ずかしくて聞きづらい
そんな方のために、基本からお伝えしますね。
新NISAの基本
そもそも新NISAって何?というお話。
新NISAとは2024年に始まった、投資の利益が非課税になる制度です。
通常、投資の利益には20.315%の税金がかかります。
(投資が未経験の方でも、銀行の利息にも税金がかかるのと似たようなイメージを持ってもらえたらと思います。)
それが、新NISAという制度で株式や投資信託を購入すると、その売却時の利益や配当金には税金がかからないんです。
例えば
10万円で買った株式を12万円で売却した場合
通常は
20,000×0.20315=4063円
の税金がかかるので
実際に手元に残る利益は
20,000-4063=15,937円
になります。
これを新NISAで購入していると税金がかからないので、20,000の利益がそのまま入ることになります。
配当金についても全く同じで、
例えば
1株につき年間50円の配当が出る株を100株持っていたとします。
通常は
50×100=5,000円の配当金に対して20.315%の税金がかかるので
5,000×0.20315=1,015円
の税金がかかり
手元に残るのは3,985円です。
これが新NISAなら5,000円全額が手元に残ります。
すごいですよね?
それなら全部新NISAで買えばいいのね、と思うのですが残念ながらそうはなりません。
新NISAには年間360万円まで、生涯1,800万円までという制限があります。
また、損失が出た場合も他の所得と通算できないというデメリットもあります。
ただ、私含めてひとり親で所得控えめの方にはどちらもあまり大きなデメリットではありません。
シンママに新NISAをお勧めする理由
シンママこそ新NISAを検討したい理由は3つ。
ひとつづつ解説します。
無理のない投資で先取貯金
新NISAは月1000円といった少額からでも始められます。
無理のない金額を先取貯金のつもりでコツコツ&確実に貯めることが可能です。
私は割安な高配当株を少しずつ新NISAで買っていて、配当金と株主優待をもらっています。
所得が少なく、ふるさと納税はできないので株主優待が届くと嬉しいです。
ただし、繰り返しになりますが優待が欲しくて無理に投資額を増やすのは本末転倒です。
「NISA貧乏」なんて言われるように投資のし過ぎで生活が苦しくなってしまう人も中にはいます。
特にシンママの私たちは、生活の安定が最優先ですから、まずは小さく始めてみましょう。
※具体的な銘柄の選び方や、実際に私が持っている銘柄の紹介記事はこちらです。
>> 初心者におすすめ!個別株で見るべきポイントはコレ。
>> FP1級のシンママが実際に持っているおススメ個別株5選!
お金にも働いてもらいたい
1馬力のシンママにとって収入源が増やすことは後々の余裕にもつながるはず。
銀行の金利も少しずつ上昇していますが、少額ではほとんど増えないのが現実です。新NISAはリスクはもちろんありますが、低リスク商品を少しずつ買い増していくことでお金がお金を生むようになります。
具体的な数字でお話をすると、月3,000円、年36,000円を3%のリターンで10年間運用したとすると、元本360,000円に対して予想資産は418,000円程(+58,000円)になります。
もちろん元本割れのリスクもありますし、リターンも3%に満たない可能性もあります。
逆に3%以上のリターンを得られる可能性もあります。
そしてこの予想資産は期間が長くなればなるほど元本割れのリスクは減りますし、リターンが雪だるま式に増えていきます。
先の例でさらに5年(トータル15年)投資をすると、元本540,000円に対して予想資産は678,000円程(+138,000円)です。
これが私が「少額でも早めにスタートをした方がいい」と考える理由です。
いつでも引き出しできる
新NISAと比較されがちなiDeCoが原則60歳以上にならないと引き出せないのに対し、新NISAはいつでも引き出すことが可能です。
急な出費にも対応可能なのは、シンママにとって心強いですよね。
ただし、売却のタイミングによっては元本割れになってしまったり、特に投資信託の場合には信託財産留保額が発生する銘柄もありますので、銘柄選びや売却のタイミングは注意が必要です。
また、通常の預金とは違って投資信託や株を売却して出金となるので現金として引き出しができるようになるまでに1日~1週間程度時間がかかります。
お子さんの学費などあらかじめ使う予定がある場合は早めに準備しておくと安心です。
逆に言うと、進学などあらかじめ分かっている大きな支出を準備するのには最適ということです。
私の母の時代は、「子どもの教育資金と言えば学資保険」という時代でしたが、今は教育資金にも新NISAを積極的に検討する時代です。
注意!新NISAをやってはいけない人
新NISAをおすすめする記事を書いておきながら、残念ながら誰にでもお勧めできるわけではありません。
「投資は余剰資金でやるもの」が基本なので、以下にあてはまる方にはお勧めできません。
毎月赤字、生活防衛費が足りない
毎月赤字の方はまずは家計を黒字化することが最優先です。
そして生活防衛費として生活費の3~6か月分程度を目安に貯金をしましょう。
借金がある
住宅ローンを除く、金利の高いローンがある方はまずは返済が最優先です。
消費者金融やキャッシングは投資の運用利回りよりもローン金利が高い場合が多いです。
短期間で利益が欲しい人
シンママの新NISAの基本は分散、長期投資です。
じっくり待てばリスクも減ります。
しかし、短期間では利益どころかマイナスになってしまうことも。
短期で結果を求めるのは、投資家ではなく投機家がやること。
ギャンブル性の高い投機はシンママにはお勧めできません。
新NISAの始め方
1.証券会社の口座を開設する
2.積み立ての設定をする(月3,000円など)
3.投資信託を選ぶ
意外と簡単そうではありませんか?
詳細な手順はこちらの記事で解説しています。
>> FP1級が解説!誰でもわかる新NISAの始め方
まとめ
投資ってお金が有り余っているお金持ちしかできないことではなくて、ちょっとした知識さえあれば誰でも出来ることなんです。
そして、少額だからこそ時間を味方につけてじっくり育てていくのが、シンママの投資法。
すぐに結果を求めずに、焦らず、ゆっくり
なんだか子育てと似ていませんか?
大切なのは完璧に始めることではありません。
最初は3,000円からで大丈夫です。
少しずつでも無理せず長く継続することです。
次の記事では、具体的に新NISAの始め方を初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。
まずは失敗しても怖くない、無理のない金額から始めてみませんか?